フルフラット電気バスのいすゞ・エルガEVが営業運転開始
エルガEVは旧式のディーゼル車でトップシェアを誇ったエルガの電気バス版として開発され、車両最後部まで段差を完全に無くした設計が大きな特徴。従来の国内バスメーカー3社では初の電気バス発売となり、電気バス導入開始まで路線車では一貫していすゞを選択していたシティバスでもEVM-Jと並行しての導入となった。
今回導入された24両は全車3月に開設された港営業所に配属されており、万博閉幕まではJR桜島駅発着のシャトルバスの運用に就くものとみられる。
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車体側面の社名表記と社内番号。付番法則はディーゼル車と変わっていないほか、EVM-J車ど同じく車体下部に万博PRラッピングが全車施されている。

車内の座席。デッドスペースの関係で最後部はボックスシートとなっており、シティバスのいすゞ車では初めてメーカー純正の座席・モケットを採用している。

中扉の前後に4席設けられた優先席。優先席のモケットは従来のいすゞ車から変更はないほか、EVM-J車に設置されていたUSBポートは仕様上非対応となっている。