退場ピーク時間帯の桜島駅万博シャトルバスが完全予約制に移行

大阪・関西万博の桜島駅万博シャトルバス(桜島駅バスターミナル〜夢洲第1交通ターミナル)が、9月13日から夢洲第1交通Tを20時以降に発車する便を対象に従来のKANSAI Maasアプリによる予約優先制から同アプリによる完全予約制へと移行した。

退場ピーク時間帯の完全予約制は7月下旬以降あらかじめ混雑が予想される日を対象に設定されていたものを、閉幕直前の混雑対策としてすべての日を対象に適用する形となったほか、完全予約制となる20時以降は改札作業を夢洲側に集約して事前決済確認証明書の配布・回収が省略されたことも確認した。

なお、桜島駅BT発の便と夢洲第1交通Tを19時台までに発車する便については引き続き従来通りの取り扱いが継続される。

万博の来場者数は8月下旬ごろから急増傾向が続いており、完全予約制導入直前の7日間では平均20万人/日程度で推移するなど混雑への対応が急務となっていた。

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桜島駅BTで掲出されていた退場ピーク時間帯を対象とした完全予約制移行のお知らせ。これまでの指定日と同じく予約以外の時間帯は乗車不可の取り扱いとなる。

見納めとなった20時以降ほぼ満員の案内。6月の花火イベント開催時に積み残し事案が発生したことが完全予約制移行への大きな転機となった。

退場ピーク時間帯の完全予約制導入後に登場した夢洲第1交通Tの新しい立て看板。従来の看板より横幅が2倍程度確保されていることが特徴となっている。

改札機能が停止された退場ピーク時間帯の桜島駅BT改札。改札作業が夢洲側に一元化されたことにより配置される係員の役割も出口への案内に留まることになった。

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