万博会場内 カーボンリサイクルファクトリー送迎バスを運行中

大阪・関西万博会場の管理区画内に位置するカーボンリサイクルファトリーと一般来場者の立ち入りができる区画とを結ぶ無料送迎バスを大阪シティバスが担当しており、4月の開幕から運行が続けられている。

送迎バスを利用するのはCRF内に位置する3つの施設(RITE未来の森、大阪ガス化けるLABO、エア・ウォーター地球の恵みステーション、いずれも要事前予約)を訪れる見学ツアーの参加者やスタッフで、送迎バスはおもにツアー開始・終了とその前後の時間帯を対象に設定。

5月上旬に予約受付が締め切られた地球の恵みステーションを筆頭に予約が極めて困難であることから、全パビリオン・イベント制覇を目指すリピート来場者を中心に「難関イベント」として閉幕直前の現在も激しい予約合戦が繰り広げられている。

なお、担当は通常の会場内外周バス「e Mover(イームーバー)」を運行する万博駐機場営業所で、各行先ごとに専用の表示が用意されている。

博覧会協会のツアー紹介はこちら
(車両全体の写真はすべて7月以降に撮影)
(スクリーンショットを含めた無断転載はおやめください)

未来の森集合場所の様子。未来の森・地球の恵みステーションは東ゲート南停留所、化けるLABOはガスパビリオン裏の特設のりばを一般区画側の発着拠点としている。

小型車を使用する未来の森発着バス。木曜日を除きスタッフ送迎便を含めて日中は約30分ごとに運行されており、CRF行きのバスではもっとも運行頻度が多い設定となっている。

化けるLABO発着バス。見学日は土曜・休日が中心で運行間隔は日中約80分間隔。3つのツアーのうち唯一東ゲート南停留所以遠に乗り入れし、原則小型車で運行される。

地球の恵みステーション発着バス。車両や発着拠点は未来の森との共通しており、一部の週を除き毎週金曜日の夕方に1往復のみの設定となっている。

CRF見学ツアーの側面行先表示。写真は地球の恵みステーションのもので、見学する各行先ごとに独自の表示がそれぞれ用意されている。

CRF見学ツアー車内停留所表示機の様子。会期前半では写真のような青一色の画面が表示されていたが、7月の東西輸送開始後は黒を背景に「CRF見学ツアー」などの表示に変更されている。

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