大阪・関西万博 閉幕までの来場者輸送実績推計値が公表

184日間の会期を終えて閉幕した大阪・関西万博で毎週発表されていた来場者輸送実績のうち、開催最終週の実績を反映した推計値(速報版)が10月23日付で公表された。

公表された資料によると、大阪シティバスが運行業務を担当した桜島駅万博シャトルバスを利用した来場者数は12,060人/日・全体の来場者との比率は7.65%で、このうち週単位では会期終盤でシルバーウィーク期間だった9月14日〜20日の15,437人/日が最多となった。

また、1日単位での輸送実績推計値はこれまでと同じく棒グラフ形式のみで公表されており、目盛りの間隔から9月18日の約16,660人/日(推定)が1日あたりの最多利用者数で、入場ピーク時間帯の完全予約制導入で利用者数に上限を設けたことも影響して当初計画で想定されていた最大18,600人/日には達しなかった。

このほか、オオサカメトロ名義で運行されたパークアンドライド方式の来場者数は12,932人/日(堺・尼崎を含む)、7月から開始した会場内外周バス「e Mover(イームーバー)」の東西輸送を利用した来場者数は1,578人/日(運行期間のみで集計)で、最混雑期のP&Rを利用した来場者数が当初想定の60%程度に留まったことも判明している。

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